科学研究費補助金 基盤研究S : トポロジカル相でのバルク・エッジ対応の多様性と普遍性:固体物理を越えて分野横断へ
研究課題番号:17H06138
May 31, 2017 – March 31, (2022)
205,140千円 (直接経費 : 157,800千円、間接経費 : 47,340千円)2017年度 : 45,370千円 (直接経費 : 34,900千円、間接経費 : 10,470千円)
♥公開情報
[採択時]
[採択時審査所見]
[進捗状況]
[研究進捗評価]
[研究進捗評価+検証]New
♣ 日本学術振興会 平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(基盤研究(S))新規課題一覧 理工系
♠ 科研費ニュース vol.3 (2017): 初貝安弘 「 トポロジカル物質におけるバルク・エッジ対応
研究代表者 :
初貝 安弘 (筑波大学)
研究分担者(alphabetical) :
青木 秀夫 (東京大学)
福井 隆裕(茨城大学)
岩本 敏 (東京大学)
河原林 透 (東邦大学)
木村 昭夫(広島大学)
高橋 義朗(京都大学)
連携研究者
古田 幹雄 (東京大学)
井村 健一郎 (広島大学)
苅宿 俊風 (物質材料機構)
中島 秀太 (京都大学)

科研費雇用研究者(着任順)
溝口知成(筑波大学数理物質系物理学域 助教): 2018年3月1日~2018年12月31日(2019年1月1日承継枠テニュアトラック助教に配置換)
岩澤英明(広島大学大学院理学研究科物理科学専攻 特定准教授): 2018年6月1日~2020年3月31日(2020年4月1日より量子科学技術研究開発機構放射光科学研究センター主幹研究員)
武井宣幸(京都大学大学院理学研究科量子光学特別講座 特定准教授): 2018年9月1日~
久野義人(筑波大学数理物質系物理学域 助教): 2020年3月1日~2021年11月30日(2021年12月1日秋田大学講師(承継枠)として栄転)

関連プロジェクト
基盤研究A : トポロジカル相におけるバルク・エッジ対応の物理とその普遍性:固体物理から冷却原子まで (2014年度-2016年度) (終了)
基盤研究B : 強相関トポロジカルポンプの対称性とバルクエッジ対応 (2023年度-2025年度)New

♣ Meeting
1. Start-up Meeting
Univ. Tsukuba, Meyogadani, Bunkyo-ku, Tokyo, June 25 (2017)
program
2. International workshop : Variety and universality of bulk-edge correspondence 2018 (BEC2018)
Jan.4-Jan.8 (2018)
73 registered participants.
3. 3rd Informal workshop
May 19-20 (2018)
Univ. Tsukuba, Tsukuba
4. International workshop : Variety and universality of bulk-edge correspondence 2018X (BEC2018X)
Dec.9-Dec.13 (2018)
Tokyo Campus, Univ. Tsukuba, Myogadani, Tokyo
84 registered participants.
5. NTTI2019 & BEC 2019 at Hiroshima,: International workshop : Variety and universality of bulk-edge correspondence 2019 (BEC2019) jointed with “New Trends in Topological Insulators 2019 (NTTI2019)
July 14-19 (2019)
JMS Aster Plaze,Hiroshima
77 registered participants
6. International workshop : Variety and universality of bulk-edge correspondence in topological phases:From solid state physics to transdisciplinary concepts” (BE/BC2020F, Bulk-Edge/Boundary Correspondence), Feb. 28-29 (2020)
Tokyo Campus, Univ. Tsukuba, Myogadani, Tokyo : Due to the Corona-virus outbreak in Japan, the real meeting is canceled and made “virtual”.
7.Extended 7-th Informal meeting with invited speakers
Online (zoom), Oct. 20 (2020)
8.Extended 8-th Informal meeting with invited speakers
Online (zoom), March 26,29,30 (2021)
9.Final workshop, BE/BC2022
Hybrid (U. Tsukuba & zoom), Feb. 11-13 (2022)

BEC Seminar

♦ 公募
1. 助教公募 トポロジカル相の理論(筑波大学): 決まりました。 溝口知成 さんにお願いすることになりました。ご応募ありがとうございました。現在溝口さんは承継枠テニュアトラック助教に配置換えになりました。
2. 特定助教または特定准教授公募 冷却原子を用いたトポロジカル物理に関する実験的研究(京都大学)
3. 2019年8月:助教公募 トポロジカル相の理論(筑波大学):決まりました。久野義人さんにお願いすることとなりました。ご応募ありがとうございました。

★ 一般記事
1. 特集:トポロジーによる新しい物性物理「物質内部と表面状態の深い関係:バルクエッジ対応」 雑誌 パリティ 2017年7月号, p14-p18 初貝安弘
2. コラム:メイドインジャパン物理用語 物性編 TKNN数 雑誌 パリティ 2017年7月号, p41-p41 初貝安弘
3. 「トポロジカル秩序とベリー位相」 初貝安弘 (2013) 日本物理学会誌 68巻1号
4. 「量子ホール効果におけるエッジ状態と位相不変量」初貝安弘, 固体物理340号(1994) [pdf]
5. 「物理学における線形代数:量子力学での展開」 (ベリー接続としての単磁極など)雑誌 数理科学5 月号, p15-p22 (2017年)初貝安弘
6. 「2016年ノーベル物理学賞について/物質中に普遍的に存在するトポロジカルな構造」 雑誌 数学セミナー4 月号, p36-p41 (2017年)初貝安弘
7. 「2016年度ノーベル物理学賞:David J. Thouless氏,F. Duncan M. Haldane氏,J. Michael Kosterlitz氏―トポロジカルな相転移とトポロジカルな物質相の理論的発見」 学界ニュース, 日本物理学会誌12月号 p855-p856 (2016年) 初貝安弘
8. 「トポロジカル物質におけるバルク・エッジ対応」 科研費NEWS, 2017年度 vol.3, p8-p8 初貝安弘
9. チャーン数の量子化の解説: [やさしい説明]

★ 専門家向け
1. バルク・エッジ対応
2. バルクエッジ対応の多様性: [2019.1.23 新学術領域研究「トポロジーが紡ぐ物質科学のフロンティア」講演概要]

集中講義